参加定期更新キャラを適当に。
基本的自分用なので適当+変換ミスはご愛嬌。
絵はクリックで原寸サイズ。
19日の両方の日記。
日記自体は以下続きからに貼っておきます。
日記自体は以下続きからに貼っておきます。
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今、俺の手の中には確実に今回の旅においては不要な品がある。
それはなくともこの旅では困ることもないし、直接的には身を守る為にもならないだろう。
術書やスクロールでもないただの文や図や写真がある紙の集合体。
個体の名前で呼ぶならパンフレットとか案内書と言った本。
単純に今回の旅を続けるのなら不要な物だった。
(この旅でこういうものに縁があるとは考えもしなかったな)
旅に出てから比較的物は必要以上は手にしないように常に心掛けてきた。
書物だの小説等不必要な娯楽品は基本的持たない、又は近い内に手元から離す形式に。
手紙やお土産等は大概その日のうちに手の外へすぐに出してしまう。
多少は不必要なものはあるがそれは大事な物だったりするのでそれは別の話。
(しかもこういう形で直面とは自分でも予想外)
ぺらぺらと既に全部を読み通した物のページを手に取り捲ってみる。
内容は何度か見直したし必要な部分は大体覚えている。
その中身はとある施設についての要約と案内。
そこには多くの人がいて、多くの魔法の知識と技を学べるという。
その施設の名前は 『魔法学校【カメーリエ】分校』
ここで出会った同じ位の少年の通う学校。
自分にとっては未知の未知の領域の場所。
(学校と言う単語に驚きと同時に喜んでいるって言ったら笑われるかな)
と彼女の顔を思い出す。
人をあまり寄せ付けない雰囲気の持ち主の彼女を。
彼女もそういうものとは縁が薄そうで、でも自分とは違い興味はなさそうだが。
彼女はすまし顔をあまり崩さないし、感情の動きは比較的分かりやすい自分と比べると見えにくい。
(でも、いい経験だとか言って自分の事の用に嬉しそうにしてくれそう)
でもそんな彼女でも自分は少ない変化でわかるだろうなとも思う。
そして今から来る連れも何となくわかるのだろうと思う。
それが彼女の心の距離が他者より近いという事には無自覚に。
彼は比較的そういうことに鈍感な分、尚更。
「急に改まった話とはなんだ、一体」
と長身の連れがその声を頭の上から声をかけてきた。
その顔はよくわからないという顔であった。
普通はそうだろうなと思いつつ、手に持ってた本を彼の前に突き出しながら言葉を切り出す。
「これは学校の資料だな」
「俺さ、此処に行ってみたいんだ」
きっと連れには大なり小なり行くことによって迷惑をかける事となるだろう。
目的の為以外の自分の興味だけで行く寄り道に近い代物なのだから。
でもきっとこのぐらいの寄り道は許されるだろう。
自分次第では同時進行ができなくもないだろうし、彼と俺の間柄だ。
「長期の入学までは考えてない。体験でも満足はするし、したとしても短期間限定入学で構わない」
「皆には迷惑かけない範囲で、又は君の判断でも切り上げるから。」
この条件で行ってもいいかなとかなり子供っぽい言い方だなと思いつつ彼に本心を話す。
あの場所に居る皆まで迷惑をかけてまでは我が儘は言えない。
それにこれから行こうとして居る場所もそれは同じ。
だからこれだけは自分で決めたルール。
これから彼の返答が肯定でも否定でも守らなければいけない自分の中の最低限の規定だから。
●セルフォのクライブサイド。
思いっきり後に続きがある前提の書き方をした最後の日記。
某コミュ入るふりと言うか、前置きみたいな話。
顔だけ出して見学未満で終わったのでなんか表キャラ本当に縁がないフラグ設立しそうです。
彼女はまんま裏キャラ。
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今、私の手の中には確実に今回の旅においては不要な品がある。
それはなくともこの旅では困ることもないし、直接的には身を守る為にもならないだろう。
魔石やお守りでもないただの装飾品と言う名のただの飾り。
個体の名前で呼ぶなら耳飾りとかイヤーカフスと言った物。
単純に今回の旅を続けるのなら不要な物だった。
(片方しかない物を手放せなくなるなんて昔なら思ってもみなかったわ)
旅に出てから比較的物は必要以上は手にしないように常に心掛けてきた。
技術書や製作関連は基本的必要最低限、娯楽品は基本的持たないのでそもそも論外。
手紙やお土産等はそもそも渡す相手が居ないので思考には全く無い。
多少は不必要なものはあるがそれは二度と取り戻せないのが分かっている私の中の貴重品。
(しかもこういう形で手のひらであの石のように触れるだなんて)
指先に既に形も性質も覚えきっている耳飾りに触れて形をなぞってみる。
品物はは何度も見直したし構成された物質については大体覚えている。
その物質はとても純度の高い、売ればそれなりの値段が付く金属。
そこには魔力強化だので守護力が高められているわけでもなく、ごく一般の装飾品。
そう、戦いにおいては売るぐらいしか価値がない物。
だけど私の中では多分武器や技術を無くしても無くしたくない物達の一つ。
片方しかなくて本来の価値からすれば凄く下がる物だろうけど。
(片方しかない物に価値があるのかとアイツには言われそうだわ)
とアイツの顔を思い出す。
私をを此処に居させる一つを作ったアイツ。
どうせアイツがこれを見ていう事は物理的価値と有効性と言った目に言えるものだろう。
一見の愛想はいいが所詮は上辺、本心は私にも全部は分からない。
(でも、彼はいいんじゃないかと笑いそうね)
アル、と短く2文字で呼ぶ同じ水を使う無邪気な青年を思い出す。
これを私にくれた少年とは別の人物だが今思えばやはり似たような感情をくれた気がする。
それが私の心の距離が他者より近いという事には無自覚に。
私はは比較的そういうことを生き方的に隠す分、尚更。
「貴方が今の私を見たら笑うかしら?」
と誰に聞かせるわけでもなく長身の彼の姿を思い出す。
その顔はいつもの通り笑っていて、人のよさそうな顔をしている。
彼を見て先入観で悪人だと思う人は少ないだろう、それくらい無防備でお人好し。
「正直、私がこういう気持ちになるだなんてあの人達で終わり思ってた」
「でも私、少しだけ違ってたみたいね」
きっとこの言葉は彼には届かない、そしてこれをくれた少年にも。
先を見つめなければいけない私のあまり利益はない寄り道に近い代物なのだから。
でもきっとこのぐらいの寄り道は許されるだろう。
止める者も居なければ、誰かと合わせる歩みは今はもたないのだから。
「出会える保証はもうない。でもそれでも私は嬉しい、そして願いが叶うのなら貴方にも伝えたい」
「誰よりも私と長い時間を過ごした貴方ですもの、それ位の我が儘はお互い様でしょう?」
柄にもなく自己主張の激しい子供っぽい言い方だなと思いつつ独り言を零す。
別に今居る彼の所まで押しかけて迷惑をかけて伝えることではない。
それに私はまだ此処からは離れられないのだ。
アイツが決めただけでは無く、これは自分で決めたルール。
アイツが許そうが彼が早急に聞きたくとも守らなければいけない自分の中の最低限の規定だから。
●アンジのアルファルドサイド。
表キャラのイヤーカフスが片方しか見えない訳が分かる話。
でも、表キャラよりはその義理父が目立っているのは仕様。
…イヤカフなのに表キャラにプレゼントしたサブを触れてもいないのはアルの策略なのだろうか。
なんか今見たら最終回でも問題ないかもしれない文章だなーとも思った。
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偽島時代にやった謎の文章羅列六命キャラでやったら違った面白さがあったかなとか今更思ってみる。
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